99,800円でロゴを3案ご提案!

創業20年の実績。経験豊富なデザイン事務所が作るロゴデザイン。

ロゴ制作お役立ちブログ

99,800円でロゴを3案ご提案!

創業20年の実績。経験豊富なデザイン事務所が作るロゴデザイン。

ロゴ制作お役立ちブログ

今すぐLINEで相談!コンタクトフォームもこちら!相談無料!

LOGO BLOG ロゴ制作お役立ちブログ

ロゴオンラインのブログでは、これからロゴを作る方、
ロゴデザインを学ぶ学生の方、プロのロゴデザイナーの方などに役立つ情報を発信しています。
ロゴの関する知識を深めるために、ぜひご活用ください!

オレンジ色のロゴデザインの有名企業&ブランド事例20選[2024年最新版]

オレンジ色のロゴデザインの有名企業&ブランド事例20選[2024年最新版]という記事を説明するメイン画像。クレジットカードに印刷されたMastercardのロゴ

オレンジ色のロゴを採用している企業やブランドを特集します。オレンジ色(橙色/だいだい色)は、多くの企業やブランドのイメージカラーとして設定されていますが、青色や赤色に比べると採用例は少ないです。色彩心理学において、オレンジ色は活力、創造性、暖かさ、親しみやすさを象徴する色として知られています。そのため、特定の業界ではオレンジ色のロゴが好まれる傾向にあります。

特に食品・飲料業界では、オレンジ色が食欲を刺激する効果があるため、広く採用されています。また、エンターテイメント業界や技術・スタートアップ企業、子ども関連事業でも、快活でエネルギッシュなイメージをアピールする目的でオレンジ色のロゴが選ばれることもあります。

この記事では、オレンジ色をロゴのイメージカラーとして採用している具体的な企業やブランドの事例を20紹介します。これらの事例を通じて、各企業が採用するオレンジ色がどのような意味を持つのかを探ります。また、ロゴデザインやイメージカラー選定の際の参考となるポイントも解説します。

例えば、有名な食品ブランドのロゴにオレンジ色が使われている理由や、エンターテイメント企業がオレンジ色を選ぶ背景など、具体的なケーススタディを見ていきます。これらの事例をもとに、皆様のロゴデザインやブランド戦略のインスピレーションとなり、より効果的なイメージカラー選定の一助となれば幸いです。

目次(ロゴデザイン収録企業&ブランド一覧)

1. 吉本興業(YOSHIMOTO)のロゴデザイン

 吉本興業(YOSHIMOTO)のロゴデザイン
https://www.yoshimoto.co.jp/

吉本興業は、1912年に吉本吉兵衛と吉本せい夫妻によって大阪で創業された日本のエンターテインメント企業です。当初は寄席の経営から始まり、漫才や落語などの演芸に事業を拡大しました。現在では、タレントマネジメント、テレビ番組の制作、映画制作など、多岐にわたる事業を展開しています。吉本興業は日本全国に事務所を持ち、多くの人気芸人やタレントを輩出しており、日本のエンターテインメント業界で重要な役割を果たしています。2007年10月1日に持株会社制に移行し、吉本興業ホールディングス株式会社の下に様々な事業会社を統括しています。

吉本興業の現在のロゴは、2016年にデザインされました。このロゴデザインは、株式会社TSDOの佐藤卓氏がアートディレクターとデザイナーを務め、クリエイティブディレクターとコピーライターは株式会社コトバの山本高史氏が担当しました。ロゴは、笑顔を模したユニークなハート形の口元を特徴としており、これにより、笑いを通じて人々に幸せを提供するという企業のミッションを視覚的に表現しています。吉本興業のロゴデザインは、シンプルさとユーモラスな要素を組み合わせており、企業の「笑い」のコンセプトを効果的に伝えています。このロゴマークのオレンジ色は、人々の心や感情に温かみを感じさせる色として機能しています。ロゴ制作においては、視覚的なインパクトと親しみやすさが重視されており、吉本興業のブランド価値を高めることを目指しています。

2. クラシル(Kurashiru)のロゴデザイン

クラシル(Kurashiru)のロゴデザイン
https://www.kurashiru.com/

クラシルは、dely株式会社が運営する日本最大級のレシピ動画プラットフォームで、2016年にサービスを開始しました。「80億人に1日3回の幸せを届ける」というミッションのもと、誰でも簡単に美味しい料理を作れるように、多彩なレシピ動画を提供しています。クラシルは国内ダウンロード数および利用者数でNo.1を誇り、食品や生活雑貨の情報サイト「クラシル比較」や人材紹介サービス「クラシルジョブ」など、多岐にわたるサービスを展開しています。

クラシルのリブランディングは、デザイン会社Takramによって行われました。新しいロゴデザインはシンプルなオレンジとグリーンの図形の組み合わせで構成され、料理の楽しさや奥深さを表現しています。オレンジ色は食を連想させるカラーで、このロゴからは温かみや美味しさといったイメージが感じられます。リンゴをモチーフにしたジオメトリックなデザインが特徴で、クラシルのミッションを強調し、ユーザーに寄り添うデザインとなっています。クラシルのロゴデザインは視認性が高く親しみやすい印象を与え、ブランドの一貫性を保つために細部までこだわって作られました。ロゴ制作にあたり、デザインチームは料理の楽しさを伝えることを目指し、ユーザーにとって便利で使いやすいプラットフォームを表現することに注力しました。クラシルは常に進化し続け、料理愛好者にとって魅力的なサービスを提供し続けています。

3. LIFULL(ライフル)のロゴデザイン

LIFULL(ライフル)のロゴデザイン
https://lifull.com/

LIFULLは、「あらゆるLIFEを、FULLに。」を理念とする日本のソーシャルエンタープライズです。1997年に井上高志氏によって設立され、当初は不動産情報提供サービスを中心に展開していました。現在は、住宅・不動産ポータルサイト「ホームズ(LIFULL HOME’S)」をはじめ、多岐にわたる生活関連サービスを提供しています。LIFULLは、社会課題の解決を目指しながら利益を追求する企業であり、シニアの雇用促進や地域活性化などの多様なプロジェクトを実施しています。また、2024年には井上氏が会長に就任し、新社長として伊東祐司氏が就任しました。

LIFULLは、2017年に「株式会社ネクスト」から「株式会社LIFULL(ライフル)」へ社名変更しました。この社名変更に伴い、新しいCI(コーポレートアイデンティティ)を導入しました。新しいロゴデザインは、LIFULLのビジョンである「世界中のあらゆる人々の暮らしや人生を満たす企業」としての使命を反映しています。ロゴのシンボルマークは「L Focus」と呼ばれ、4つの「L」の文字を組み合わせて構成されています。このロゴマークのデザインは、多様性を受け入れる姿勢と、画一的な視点ではなく自由な形で人々の生活に寄り添うことを象徴しています。LIFULLのロゴデザインは、様々な場面で形を変えて使用され、企業の柔軟性と革新性を表現しています。クリエイティブディレクターの川嵜鋼平氏を中心とするチームがこのロゴデザインを手がけました。彼らは、耐久性があり、どんなメディアにも対応できるデザインを目指し、100以上のサービスが展開される中でも一貫性を保てるよう工夫しました。特に、時代や流行に左右されない普遍的なロゴデザインを追求し、LIFULLのブランド価値を高めることを重視しています。

4. キッコーマン(Kikkoman)のロゴデザイン

キッコーマン(Kikkoman)のロゴデザイン
https://www.kikkoman.co.jp/

キッコーマンは、1917年に設立された日本の総合食品メーカーですが、そのルーツは江戸時代の1603年に遡ります。野田市の豊かな水運と醸造に適した地理的条件のもと、茂木家と高梨家をはじめとする醸造業者が中心となり、醤油製造を行っていました。1917年にはこれらの家族が統合し、野田醤油株式会社を設立し、その商標「亀甲萬」が後のキッコーマンの名前の由来となりました。キッコーマンは、日本国内外で高品質の醤油と調味料を提供し続け、世界中にその名を知らしめています。

キッコーマンのロゴデザインは2008年にリニューアルされました。このロゴデザインは「かよいあうこころ」を表現し、伝統と革新の融合を示す六角形のマークが特徴です。その中に「萬」の文字が配置されており、亀甲文様からインスピレーションを得ています。オレンジ色は健康や活力を象徴し、食欲を増進させる色です。ロゴタイプのデザインは、小文字を使用することで「やさしさ・ぬくもり・親しみやすさ」を表現しています。このロゴマークの右肩に配された六角形のマークには、革新と伝統を融合する意思が込められています。キッコーマンのロゴ制作は、伝統的な要素を大切にしつつ、現代的なデザインを取り入れることを重視しています。このロゴリニューアルは、ランドーアソシエイツ (Landor Associates)の日本オフィスが担当しました。Landor社は世界的に著名なブランディングおよびデザイン会社であり、多くの企業のロゴデザインを手掛けています。キッコーマンのロゴリニューアルにより、企業のブランドイメージを効果的に伝える新しいロゴマークが生まれました。

5. クックパッド(Cookpad)のロゴデザイン

クックパッド(Cookpad)のロゴデザイン
https://cookpad.com/

クックパッドは、1997年に神奈川県藤沢市で設立された日本最大の料理レシピ共有サービスです。このプラットフォームでは、ユーザーが自らのレシピを投稿し、共有することができます。現在では数百万のユーザーによって数百万のレシピが共有されており、日々の料理をもっと便利で楽しいものにするための様々な機能を提供しています。2014年からは国際的な料理コミュニティへとその活動を広げています。

クックパッドのロゴは、2014年9月1日に新しいグローバルな展開に合わせてリニューアルされました。この新しいロゴデザインは、世界中の人々により親しみを持ってもらいたいという思いから生まれ、コック帽をシンボルとして強調しました。ブランドカラーのオレンジが前面に出ることで、より鮮やかで親しみやすい印象を与えます。また、ブランド名を小文字で表記することで、柔らかくフレンドリーな印象を強化しました。クックパッドのロゴデザインにおいて、コック帽マークの曲線のリズムは、クックパッドが料理と生活を楽しく豊かにする存在であることを象徴しています。このデザイン変更は、クックパッドの国際的な認知を高めると共に、サービスの楽しさとユーザーフレンドリーさを強調するものです。ロゴ制作においては、視覚的な魅力と使いやすさが重視されており、クックパッドのブランド価値を高めることを目指しています。

6. ABC 朝日放送のロゴデザイン

ABC 朝日放送のロゴデザイン
https://www.asahi.co.jp/

ABC 朝日放送は、1951年に設立された日本の主要なテレビ・ラジオ放送局です。大阪市に本社を構え、関西地方を中心に広範な放送を行っています。ニュース、ドラマ、バラエティーなど、大阪らしい番組を豊富に制作し、視聴者から高い評価を得ています。また、デジタル技術を積極的に取り入れ、インターネットやモバイルプラットフォームを通じた視聴サービスも展開しています。これにより、常に最新の情報とエンターテインメントを提供し、地域社会に貢献しています。

2008年、ABC 朝日放送は新社屋への移転を機に4代目となるロゴを導入しました。このロゴは、2025年の大阪万博のロゴを手掛けた「TEAM INARI」のデザイナー シマダタモツ氏によってデザインされました。ロゴの色は「昇る朝日」をイメージしたサンライズオレンジを基調としています。アルファベット「C」の右隣から上へ伸びるラインは、アクティブなスピード感を表現しており、ABCの文字が斜線でつながるデザインは一体感を感じさせます。この斜線は、空へ向けて放出される電波をイメージしています。シマダ氏のデザインは、明るいオレンジ色と斬新な造形により、ABC 朝日放送の親しみやすさと革新性を表現しています。

7. マネーフォワード(Money Forward)のロゴデザイン

マネーフォワード(Money Forward)のロゴデザイン
https://moneyforward.com/

マネーフォワード株式会社は、2012年に設立され、個人および法人向けに金融系のウェブサービスを提供する日本の企業です。代表的なサービスとして、個人向けの資産管理・家計管理ツール「マネーフォワード ME」や法人向けの「マネーフォワード クラウドシリーズ」があります。「お金を前へ。人生をもっと前へ。」をミッションに掲げ、すべての人のお金のプラットフォームとなることを目指しています。

マネーフォワードのロゴは、そのシンプルで明快なデザインが特徴です。このロゴデザインは、クラウドソーシングプラットフォームのランサーズ(Lancers)を通じて70,000円で発注されました。依頼内容は、未来をより良くする「先進性」と「信頼感」を伝えるロゴを提案してほしいというものでした。その結果、約100名のデザイナーから200以上の提案が寄せられ、その中からランサーズ会員の中川恵史氏のデザインが採用されました。このロゴは「安心と信頼」、そして親しみやすさをイメージしてデザインされました。中央の円形の中にアルファベットの「M」の字が配置され、上昇するチャートのようにも見えます。お金を扱うプラットフォームとして相応しいロゴデザインです。

 ハナマルキのロゴデザイン
https://www.hanamaruki.co.jp/

ハナマルキ株式会社は1918年(大正7年)に長野県で創業された日本の味噌製造会社です。創業者は花岡金春氏で、初めは味噌と醤油の製造を行っていました。1946年に醤油製造を分離し、専門的に味噌の製造に集中するようになりました。現在は、味噌製品の製造に加え、塩こうじや液体塩こうじなどの新商品を開発し、国内外で販売を拡大しています。

ハナマルキの初期のロゴは、創業者花岡金春氏の名前を冠した「花岡金春商店」であり、商標名は「マルキ印」としていました。このマルキ印は、大豆や味噌を量る際に使用された分銅のマーク、「フンドウマルキ」が由来です。1946年に醤油の製造が分社化された後、味噌専門に事業を絞り、社名も「丸キ味噌株式会社」へ変更されました。さらに1964年には、創業者の名字「花」から一文字を取り入れ、「ハナマルキ」へと社名を新たにしました。この時に採用されたロゴは、現在に至るまで広く認知され、使われ続けています。ハナマルキのロゴデザインは、そのシンプルながらも親しみやすいデザインで、製品の信頼性と品質を象徴しています。ロゴ制作においては、ブランドの一貫性と視認性が重視され、ハナマルキのブランド価値向上に貢献しています。

9. 吉野家(Yoshinoya)のロゴデザイン

吉野家(Yoshinoya)のロゴデザイン
https://www.yoshinoya.com/

吉野家は1899年に東京で創業された日本を代表する牛丼チェーンです。手頃な価格で質の高い牛丼を提供し続け、国内外で広く愛されています。吉野家は、素早いサービスと一貫した品質で、幅広い顧客層から支持を受けており、日本国内だけでなく、海外にも多数の店舗を展開しています。このブランドは、「うまい、やすい、はやい」というコンセプトを核に、時代に合わせたサービス改善を重ね、お客様に「いつもうまい」と評される努力を続けています。

吉野家のロゴは、目を引くオレンジ色を背景に「吉野家」の文字が大きく配置されており、活気とエネルギーを象徴しています。吉野家はオリエンタルマークも併用しており、このマークは日本の伝統と品質を象徴しています。オリエンタルマークの中心にある牛の図形は「吉野家」のイニシャル「Y」をアレンジしており、頭の上にある「7つの点々」は「湯気」を表し、熱々の牛丼を提供していることを示しています。牛を囲む「しめ縄」は「美味しさは横綱級」という意味を持ちます。ロゴとオリエンタルマークは、親しみやすさと信頼性を高めるために設計され、国内外の店舗や広告で一貫して使用されています。デザインは、ブランドの親しみやすいイメージを強化し、消費者に対する安定した品質とサービスの約束を象徴しています。吉野家のロゴデザインは、視覚的なインパクトと一貫性が重視されており、ブランド価値を高める役割を果たしています。

10. JBL(ジェイビーエル)のロゴデザイン

JBL(ジェイビーエル)のロゴデザイン
https://jp.jbl.com/

JBLは、1946年にジェームズ・ブロー・ランシングによって設立されたアメリカのオーディオ機器メーカーです。本社はカリフォルニア州ロサンゼルスにあります。JBLはハーマンインターナショナルの一部であり、ハーマンインターナショナルは2017年3月に韓国のサムスン電子によって買収されました。JBLは、プロフェッショナル及びホームオーディオ市場向けに、スピーカーやヘッドホンなどの音響機器を提供しています。

JBLの初期のロゴは、グラフィックデザイナーのジェローム・グールドによってデザインされ、「!」(感嘆符)が特徴でした。これはJBLの製品が持つダイナミックで革新的な性質を象徴しています。1969年、アーノルド・ウルフがこのロゴを再デザインし、現在の濃いオレンジ色のボックスに「JBL」という白文字を組み合わせたロゴが誕生しました。このロゴはJBLの視覚的アイデンティティを強化し、ブランドのグローバルな認知と展開を助けています。JBLのロゴデザインの進化は、1967年にプリンティング・インダストリーズ・オブ・アメリカによってグラフィックアート賞を受賞したカタログデザインにも反映されています。この受賞は、JBLのマーケティングとブランド戦略における重要な役割を果たしており、視覚的なインパクトと一貫性を持つデザインを強調しています。ロゴ制作においては、ブランドの象徴となる色と形が選定され、JBLのブランド価値を高める役割を果たしています。

11. BEAMS(ビームス)のロゴデザイン

BEAMS(ビームス)のロゴデザイン
https://www.beams.co.jp/

BEAMSは1976年に東京・原宿で創業された日本のファッションブランドです。創業当初はアメリカンライフスタイルを取り入れた商品展示が特徴で、アイビースタイルやアメリカのポップカルチャーに強く影響を受けました。BEAMSは独自のライフスタイル提案型のセレクトショップとして成長し、国内外で多くのファンを獲得。現在では、約150店舗を展開し、多様なファッションアイテムを提供しています。

BEAMSの名前は、創業者の父が所有していた会社「新光」の「光」から着想を得ています。「光線」という意味と「梁(はり)」つまり支え合う人々、さらには「beaming face」すなわち「光り輝く笑顔」を表すという三重の意味が込められています。初期のロゴは「American Life Shop BEAMS」と名付けられ、1976年から1978年まで使用されました。このロゴはオーセンティックなアメリカンスタイルのショップサインをイメージした丸みを帯びたタイプフェイスでデザインされました。その後、1981年に現在のより現代的なタイプフェイスに変更され、「誠実・信頼・普遍性」を表現しています。BEAMSのロゴデザインは、ブランドの視覚的アイデンティティを強化し、ブランドの特徴を反映したデザインとなっています。ロゴ制作においては、視覚的なインパクトと一貫性が重視され、ブランド価値の向上に寄与しています。このロゴデザインは、BEAMSのブランドメッセージを明確に伝え、多くの顧客に認識されています。

12. LIXIL(リクシル)のロゴデザイン

LIXILのロゴデザイン
https://www.lixil.co.jp/

LIXILは2011年にTOSTEM、INAX、新日軽、サンウエーブ、TOEXの5社が合併して設立された日本の企業で、住宅設備と建材の分野でグローバルに事業を展開しています。INAX、GROHE、アメリカンスタンダードなどのブランドを通じて、世界中の人々の住生活を支えています。LIXILは持続可能な技術とデザインを駆使して、水と住まいの領域で革新を進め、生活の質の向上に貢献しています。

LIXILのロゴを含めたブランディングは、株式会社ブラビス・インターナショナルにが担当しました。ロゴは、「Life」と「Live」の言葉が中央で交差し、「住生活の新しい可能性」を象徴する「X」に重なるデザインです。この対称的でシンプルなロゴは、安心感と親しみやすさを提供します。ロゴのゆるやかなアールは優しさを感じさせ、オレンジ色は暮らしの温かさを、グレーは環境への配慮と高いテクノロジーを象徴しています。この洗練されたデザインは、LIXILが目指す「総合住生活企業」としてのアイデンティティと品質感を表現しており、ブランドの親近感を強化しています。

13. オートバックス(AUTOBACS)のロゴデザイン

オートバックス(AUTOBACS)のロゴデザイン
https://www.autobacs.com/

オートバックスは1947年に創業した日本の自動車用品専門店です。創業者の住野利雄により、一貫して信頼性の高い自動車メンテナンスを提供することを目指して設立されました。現在では、日本国内外に600以上の店舗を展開し、自動車部品の販売だけでなく、タイヤ、オイル、バッテリー、アクセサリー、カーオーディオ、サービスなど、幅広い商品とサービスを提供しています。ブランド名の「AUTOBACS」は、Appeal(魅力)、Unique(ユニーク)、Tires(タイヤ)、Oil(オイル)、Batteries(バッテリー)、Accessories(アクセサリー)、Car electronics(カーエレクトロニクス)、Service(サービス)の頭文字を取って名付けられました。

オートバックスのロゴは、商品とサービスの頭文字である「T」「O」「B」「A」「C」「S」を象徴する6本の線から構成されています。これらは力強く一カ所に結集し、1つの店舗を形成している姿を表現しており、また、しなやかな曲線はハイウェイ(車社会)を象徴しています。ロゴのカリフォルニアオレンジは、大いなるアメリカの不屈の開拓者精神と、太陽の燦然と輝く豊かな恵の地カリフォルニアのオレンジをイメージしています。この色と形は、活動的で動的なブランドイメージを表現し、親しみやすさと信頼性を顧客に伝える重要な要素となっています。

14. Roland(ローランド)のロゴデザイン

Roland(ローランド)のロゴデザイン
https://www.roland.com/jp/

ローランド株式会社は、1972年4月18日に設立された日本の電子楽器メーカーで、静岡県浜松市に本社を置いています。この企業は鍵盤楽器、管打楽器、クリエーション関連製品、映像音響製品、ギター関連製品を製造・販売し、その革新的な製品は世界中で高く評価されています。デジタルピアノ、V-Drums、ギター・エフェクターなどの製品は業界をリードしており、特にV-Drumsは電子ドラムの代名詞とされています。2022年には、アコースティック・ドラムとパーカッションの世界的なブランドであるDrum Workshop社をグループに迎え、電子とアコースティック技術の融合による次世代ハイブリッド・ドラムの開発を進めています。

ローランドのロゴは、創業者梯郁太郎氏がデザイナー富田卓司氏に依頼して作成されました。このロゴデザインは国際的に識別しやすく、視覚的な統一感と適度な変化を持たせることを目的としています。初期のロゴはUniversフォントを採用し、企業カラーは茶色でしたが、後に視認性を高めるためオレンジ色に変更されました。1980年代には製品と企業のロゴを区別するために「Rマーク無し」のバリエーションが導入され、1994年にはデザインがデジタル化されました。2014年にはすべてのロゴが「Rマーク有り」に統一され、ブランドイメージを強化しています。

15. Mastercard(マスターカード)のロゴデザイン

Mastercard(マスターカード)のロゴデザイン
https://www.mastercard.co.jp/

Mastercardは、1966年に設立された国際的な決済サービス企業です。元々は地元商店で使用可能な特別な発行券を提供する銀行のフランチャイズから始まり、今では世界210以上の国と地域で広く利用されています。Mastercardは、決済処理技術の革新により、世界中で決済の便利さ、安全性、効率を向上させています。

Mastercardのロゴは、赤と黄色のインターロッキング・サークルが特徴で、これは1966年の企業設立時に最初に登場しました。このシンボルは、各文字が円の一部を形成するようデザインされた1979年のリブランドで一新されました。2016年のリブランドでは、ロンドン、ニューヨーク、ベルリン、テキサス州オースティンにオフィスを持つデザインスタジオのPentagram(ペンタグラム)よってさらに現代的でシンプルな形に進化しました。2019年には「Mastercard」の文字を完全に取り除き、単純な赤と黄色の円だけのデザインに変更されました。これは、デジタル時代に適したモダンで柔軟なブランドデザインへの進化を示し、世界中での認知と親しみやすさを高めることを目指しています。

16. 日清オイリオ(Nisshin OilliO)のロゴデザイン

日清オイリオ(Nisshin OilliO)のロゴデザイン
https://www.nisshin-oillio.com/

日清オイリオグループは、1907年に創業された日本の製油会社で、東京都中央区に本社を構えます。主に食用油を中心に、加工食品やファインケミカル事業も展開しています。創業者である大倉喜八郎と松下久治郎によって、日本と清国(現中国)の名前を組み合わせた「日清」という名で設立されました。現在は、家庭用食用油で国内トップのシェアを誇り、健康志向の製品開発にも力を入れています。

日清オイリオのロゴは、伊藤勝一デザイン室の代表である伊藤勝一氏によってデザインされました。彼の創り出した「OilliO」というブランド名は、「Oil」とその反転形「liO」を組み合わせることで、伝統的な製油業の原点を大切にしつつ、新しい領域への挑戦と進化を表現しています。ロゴはオレンジとイエローを基調とし、「明るいほほえみ」をモチーフにしています。このカラーパレットとデザインは、日清オイリオが提供する商品とサービスが健康的で幸福な生活につながることを象徴し、その曲線は企業の未来に対する強い意志を表しています。伊藤氏は2023年に逝去しましたが、彼のデザインは日清オイリオグループのアイデンティティを形成し続けています。

17. じゃらん(jalan)のロゴデザイン

じゃらん(jalan)のロゴデザイン
https://www.jalan.net/

じゃらんは、リクルートが運営する日本最大級の旅行予約サイトです。1997年にサービスを開始し、ホテルや旅館、観光地の情報提供と予約サービスを中心に展開しています。特に個人旅行者向けに、宿泊施設の詳細情報、ユーザーレビュー、価格比較機能などを提供し、使いやすいインターフェースで多くの旅行者から支持を受けています。じゃらんは、国内旅行のみならず、海外旅行の情報も充実しており、幅広いニーズに応えるサービスを提供しています。

じゃらんのロゴは、デザイナー清水雄介氏によって制作されました。ロゴは「じゃらん」というブランド名を明朗で読みやすいフォントで表現しており、色彩は明るい青と白を使用しています。これらの色は、清潔感と信頼感を与え、オンラインでの予約サービスのプロフェッショナリズムとユーザーフレンドリーさを象徴しています。ロゴのデザインは、旅行という楽しさとワクワクする気持ちを伝え、ユーザーに安心してサービスを利用してもらうための工夫がされています。

18. Jetstar(ジェットスター)のロゴデザイン

Jetstar(ジェットスター)のロゴデザイン
https://www.jetstar.com/

ジェットスターはオーストラリアに本拠地を置く低価格航空会社(LCC)で、アジア太平洋地域を中心に広範囲なサービスを展開しています。コストパフォーマンスに優れた航空サービスを提供し、多様な顧客層にアクセスしやすい旅行オプションを提供しています。日本では「ジェットスター・ジャパン」として運航されており、そのリーズナブルな価格設定で人気を集めています。

ジェットスターのロゴは、その視認性の高いシンプルなデザインが特徴です。主に明るいオレンジ色の星形を中心に構成されており、ブランドのダイナミックなイメージとエネルギッシュな姿勢を象徴しています。さらに、ロゴデザインには独創的な要素が含まれており、「Jet」の「t」と星の間のネガティブスペースに隠された右向きの矢印が、常に前進するジェットスターのビジョンをイメージさせます。

19. 快活CLUB(KAIKATSU CLUB)のロゴデザイン

快活CLUBのロゴデザイン
https://www.kaikatsu.jp/

快活CLUBは、株式会社快活フロンティアが運営する日本のネットカフェおよび複合カフェチェーンで、2003年に千葉県幕張に第1号店をオープンしました。快活CLUBは、インターネット、漫画、ビリヤード、ダーツ、カラオケ、シャワールームなど、多様な施設とサービスを提供し、現在では全国に約600店舗を展開しています。株式会社快活フロンティアは、AOKIホールディングスの完全子会社であり、複合カフェ業界のリーディングカンパニーとして成長しています。

快活CLUBのロゴは、シンプルで親しみやすく、健康的なデザインが特徴的です。オレンジ色を基調としたロゴデザインは、しなやかな細めのフォントを使用し、シンプルな構成でありながらも、個性的で印象に残りやすい特徴を持っています。フォントはフォークもしくはタイポスをベースにしていると考えられます。このフォントは、ゴシック体と明朝体の中間のような印象を持ち、しなやかで女性的な雰囲気を感じさせます。ロゴの具体的なデザイナーの情報は公表されていませんが、ネットカフェらしくないデザインがブランドの個性をアピールしています。

20. 拓殖大学(TAKUSHOKU UNIVERSITY)のロゴデザイン

拓殖大学(TAKUSHOKU UNIVERSITY)のロゴデザイン
https://www.takushoku-u.ac.jp/

拓殖大学は1900年に設立された私立大学で、東京都文京区と八王子市にキャンパスを構えています。創立当初は「台湾協会学校」としてスタートし、現在では多様な学部と大学院を擁し、国際社会に貢献できる人材の育成を目指しています。拓殖大学は、グローバルな視野を持ち、実践力のある人材を育成することを重視しており、国際交流や留学プログラムを積極的に推進しています。また、地域社会との連携やSDGsへの取り組みなど、持続可能な社会の実現に向けた多様な活動も行っています​​。

拓殖大学のロゴは、日本を代表するグラフィックデザイナー故田中一光氏によってデザインされました。このマークは、大学の頭文字「T」を象徴し、大地に根ざし、盛り上がる大樹のような生命力を表現しています。これにより、拓殖大学が持つ国際主義の伝統と、世界中に広がるネットワーク、そして国際社会への貢献の志を象徴しています。また、シンボルカラーの「Takushoku Orange」は、大学の伝統色であり、明るく躍動感に満ちた若さを象徴しています。ロゴタイプもシンボルマークとの調和を考慮して特別にデザインされており、公式文書や広報活動で一貫して使用されています。

まとめ

この記事では、オレンジ色のロゴを採用している企業やブランドについて見てきました。エンターテイメント業界、飲食業界、ファッション業界など、さまざまな業種において、オレンジ色は使われています。

しかし、実際には多くの場合、青や赤がロゴのカラーとして採用されており、オレンジ色を採用しているケースは多くありません。むしろ、オレンジ色を採用しているケースは稀で、アメリカのビジネス雑誌「FORTUNE」が毎年発表するFORTUNE 500(アメリカ国内で売上高が高い500社のランキング)に選出された企業のリストを見てみると、ロゴにオレンジ色を採用しているケースは全体のわずか3%に満たない割合となっています。

CanvaによるFORTUNE 500企業のロゴカラー割合分析
FORTUNE 500を基にしたオンラインデザインツール Canvaの分析によると、青や赤のカラーに比べ、オレンジ色のロゴを採用しているケースは少ないのがわかる。

青や赤が一般的なブランドカラーとして選ばれる中、オレンジ色のロゴはその希少性から消費者の記憶に残りやすく、強いブランドイメージをアピールすることができる色であるとも言えます。これらの特徴をうまく活用して、自らのブランドの価値をアピールしてください。

ロゴオンラインのブログでは、ロゴ制作の際に役立つ情報を発信しています。皆様のロゴ制作における参考となれば幸いです。

ロゴカラー分布画像 引用元:
Canva: ロゴを作る前に知っておくべき有名企業のロゴで使われる「色」とその理由

ロゴのカラーに関するこちらの関連記事も合わせてご覧ください。
・ 赤いロゴデザインの有名企業&ブランド事例20選[2024年最新版]
・ 青いロゴデザインの有名企業&ブランド事例20選[2024年最新版]
・ 黒いロゴデザインの有名企業&ブランド事例20選[2024年最新版]


※本記事では、テーマに沿って企業やブランドを選出し、デザインの優れたロゴを紹介しています。これらのロゴを通じて、ロゴデザインに関する知識の提供と、ロゴ制作を検討されている方に有益な情報を提供することを目的としています。掲載されているすべてのロゴの著作権および商標権は、それぞれの権利所有者に帰属しています。ロゴの使用や情報の掲載には最大限の注意を払っていますが、ご指摘がございましたら、本サイトのコンタクトフォームからご連絡ください。迅速に適切な措置を講じさせていただきます。

前の記事へ
一覧へ戻る
次の記事へ

ムダな打ち合わせを省いて
料金を安く!

やりとりは
すべてメールで
完結!

ロゴオンライン LOGO ONLINE

出来上がった
デザインを
メールで確認!

ロゴオンライン LOGO ONLINE

ご依頼・お問い合わせはこちら

全国対応!ロゴオンライン 今すぐLINEで相談!コンタクトフォームもこちら!相談無料!

わかりやすいワンプライス

99,800!

(税込)